「主要農作物種子法」が2018年の今年から廃止されます。

このことは私たちの食の安全を脅かす忌々しき事態です。

種は遺伝子組み換えのものに入れ替わり、それから育てた作物しか選べなくなります。

したがって安全な種からできた食品を選ぶことができなくなるということです。

 

さらに遺伝子組み換え作物には今深刻な問題になっているグリホサート(ラウンドアップ)という除草剤が大量に使用されています。

中でもアメリカのモンサント社の遺伝子組み換え作物はグリホサートを撒いても枯れないように改良されているようです。

このグリホサートはとても危険な化学物質が含まれており、「トリプトファン」という人間の体内でインスリンをつくるのに必須なアミノ酸をつくるのを妨げることによって、糖尿病にかかる可能性が起こります。

また自閉症を発症させると言われています。

自閉症はかつて遺伝的なものと言われていましたが、それは否定され、現在では化学物質による影響と考えられています。グリホサートの使用が大きな原因の一つではないかと疑われます。

その自閉症が増加傾向にあるのです。

 

 

遺伝子組み換え作物には「Btコーン」と呼ばれるものもあり、このコーンを食べた害虫の腸が破裂して、死んだという記事を目にしました。

以前に「リーキーガット(腸漏れ)」についてブログで書かせていただきましたが、こうした遺伝子組み換え作物の影響によってもリーキーガット症候群をひきおこす恐れがあるというのです。

加工品であれば遺伝子組み換えであることを明記しなくてもよく「味噌・醤油・油」の原料に使われているという事実です。

さらに素材の5%以下なら「遺伝子組み換えでない」と表示できることになっています。

グリホサートの有害化学物質が人体に入り、また遺伝子組み換え作物によってリーキーガットが起こり、穴が開けられた腸から化学物質やその他の不純物を取り込み血液などから全身にめぐりさまざまな症状を引き起こしかねない恐怖から逃れられなくなってきています。

どうか、私たちの食の安全が守られることを願うばかりです。