ヘタ絵で失礼します。一応コマの絵です!

朝手書きアプリで一生懸命描きました(笑)

 

さてさて

今日ではポジティブシンキング、ポジティブ心理学など、ポジティブで生きることが素晴らしいという風潮を感じます。

アメリカはポジティブでいることを求められる国であるようです。ハイテンションで誰とでもコミュニケーションを取るイメージありますよね。

しかし、ポジティブ神話は崩れつつあります。

今アメリカ人の5人に1人は鬱を抱えているという記事を目にしました。

統計では日本よりメンタルヘルスを抱えている人が多いとのことです。

※日本は統計に入っていない隠れたメンタルヘルスの患者も多いようなのですが。

アメリカ人ってポジティブでテンションが高いイメージの国なのに???

そうアメリカ人にクェスチョンを投げかけると、こう返ってきそうですね。

 

「ダッテ、人間ダモノ。」

そもそも、生きているのだから嫌なこともありますし、悩みも起きますよね。ずっとポジティブでいることは不可能です。

なので、あまりポジティブが良いとか常にポジティブシンキングでいようと思わないほうが、逆に気が楽だと思います。

ネガティブな感情も生きていくうえで、バランスを保つためにとても大切な要素です。 

 

上の図で人をコマに例えてみました。

コマの絵に書いてある 中庸(ちゅうよう)という言葉は

“かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「中庸を得た意見」「中庸な(の)精神」”   goo辞書 引用

という意味を持ちます。

 

ポジティブとネガティブのバランスを保たなければ、人はまっすぐ立って生きることができません。

 

実際にこのポジティブとネガティブのバランスを保てないお子さんが多く、小学生なのに片足立ちができず、フラフラしてしまう子がいました。

小学校の教員の方から伺ったのですが、最近は朝礼でじっと立っていることが出来ない生徒さんが多くいるそうです。

この現象の原因の一つとしてポジティブとネガティブのバランスが崩れ、精神が安定していないことが言えます。

ポジティブが優位になりますとコマは傾き、バランスを崩し、軸を失いうまく回転しなくなります。

ネガティブが優位になっても同じです。

中庸を保つためにはポジティブとネガティブの両方バランスが必要なのです。