腸内細菌が脳や発達に影響するというのはご存知ですか?
最近では腸内フローラが、メディアや記事に多く取り上げられ、NHKのタモリと山中教授の人体 シリーズでも話題となりました。
ある説によると
脳はPCやスマホのように単なる道具であり、脳が意識して人間の行動をコントロールするのではなく、腸から脳に指示が伝わるそうです。
その腸からの指令物質をコントロールしているのは、腸内細菌。つまりバクテリアが人や動物の行動の鍵を握っています。
その事例の一つが、外来のトキソプラズマ。寄生虫です。トキソプラズマは主に猫を宿主とします。
猫に宿る目的のために、まずネズミに寄生すると、腸内にネズミの意識をコントロールする指令物質を出します。
するとネズミは光を怖がらなくなり、猫の尿の臭いに誘われて明るいところに出てきてしまい、猫がネズミを食べる。そうして猫の腸内に移り、また増殖することに成功するのです。
自分たちの子孫を残すために、他の動物を利用するわけです。
猫を飼っている方、猫ちゃんを介して人にも寄生するので注意が必要です⚠
猫の唾液からも移ります❗
また、腸内細菌がうつ病や自閉症などに作用する物質を出すとも言われています。
なので、腸内細菌の状態が正常でないことは問題です。
腸内フローラを保っていれば病気になりにくいのです。