前回のブログ『アレルギーと食品について』の記事について、

え!?腸内にカンジタ菌??

と思われた方いらっしゃるかと思います。

カンジタ菌はからだじゅうにある常在菌で、もちろん男性にもあります。

普段悪さをしないカンジタ菌ですが、疲労やストレスにより免疫が低下すると悪さをし、自己感染して症状に現れます。

とくに膣内や生殖器、消化器や皮膚に多くいる菌です。

各臓器によって菌やウィルスや物質の過剰が変わってきます。

先日ビートたけしさんが出演している『奇跡体験アンビリーバボー』でインフルエンザB型に罹った中学二年生の男子が、異常行動を起こす事例を取り上げていました。

インフルエンザの治療薬の代表としてタミフルが有名ですが、そのタミフルを服用することにより、幻覚症状や異常行動を起こすという副作用があることも報告されています。

中学二年生の男子の親御さんはタミフルの副作用を恐れ、処方を拒否し息子さんを自宅で療養することにしました。

しかし、中学二年生の男子は明け方壁に頭を打ち付けて、2階のベランダから飛び降り、庭を徘徊するという奇行を起こしました。

薬を服用しなくても異常行動を起こすという珍しい事例で厚生労働省にこの事件は報告されています。

インフルエンザウィルスは脳に入りこみ悪さをし、脳炎を起こします。それによって異常行動を引き起こしてしまう場合があるのです。

またインフルエンザウィルスは肝臓にも入りこみ肝炎を引き起こします。

なので、細菌・ウィルスを検出するだけでなく、どこに過剰にあるのかまでを特定しなければなりません。